1954-02-16 第19回国会 参議院 労働委員会 第5号
又労働者の側からいつても、自分の属する企業の経営の実態というものを合理的に把握することができることによつて、生産意欲も向上いたしましようし、いろいろの労働問題についての行過ぎというようなものもそういう面から是正ができるというふうに私は考えます。 それから外貨の問題については、実は二つの問題があると思うのであります。
又労働者の側からいつても、自分の属する企業の経営の実態というものを合理的に把握することができることによつて、生産意欲も向上いたしましようし、いろいろの労働問題についての行過ぎというようなものもそういう面から是正ができるというふうに私は考えます。 それから外貨の問題については、実は二つの問題があると思うのであります。
農地改革によつて零細化が促進せられたこと、農地改革前の高率小作料に代つて、低米価政策と税金、殊に固定資産税の重圧によつて、生産意欲が阻害せられた。税金の滞納による農地の差押えや農地の売買が増加して来た。 次に農地改革の精神に逆行ずる動きや、改革の推進を足踏みさせるような事例がすでに現われておる。旧地主殊に山林地主の動向、旧地主が最近再び活撥に動き出したことは事実である。
従いましてわれわれは農村に対する所得を増強せしめ、それによつて生産意欲を増させて、いわゆる限界生産費をふやすということによつて、増産すなわち食糧の自給度を高めるという方法をとりつつ、他面におきましては、長年にわたる統制になれ、なおまた比較的低米価の上に立てられておる日本の消費者の生活を、経過的にこれはずつと円満に遂行するという観点からいたしまして、今の輸入補給金をもつけて行く線を出しているのであります
従つて生産意欲を高揚させることができなかつたということから考えますならば、はなはだ意義のないことをおやりになるもので、まことに遺憾にたえません。
土地の所有によつて生産意欲を増加して、それによつて増産意欲を高めるというのが理想であろうと思いますが、現実問題といたしましては、貧弱な小作人が出て地主にかわるべき——国家の財政的負担、あるいは保護というものが、まだそれに置きかえられていないというところに、現実の問題があるというふうに考えております。
かくいたしますというと農家は家畜を増産してでも有利に処分することができないから、従つて生産意欲が減じて来るというようなことになつて来るのでありますが、家畜の取引について何か改善の方法を考えておられるかどうか。この点お伺いしたいのであります。
私が米価の引上げを国際価格に鞘寄せする、徐々に鞘寄せすると言う意味は、やはり不当に低いのでは生産意欲も起りませんから、できるだけ早い機会にだんだん上げて行くという形によつて生産意欲も出そうし、又財政の都合によりまして農地改革その他の手をとろうし、或いは又来年度におきましては農林水産の方面に相当の政府資金を出して、農林水産の増強に進んで行きたい、こういう気持を持つております。
生産をなすための必需物資であること、勤労生活の安定によつて生産意欲を向上するための配給であること、実質賃金の向上、これらの点からして良質品を低廉な価格で配給することは、当然考慮されなければならないものと考えられますごとに賃金の遅欠佛い等の増加らつある現在の社会情勢のもとにおいては一層にその必要を強く感ずるものであります。
けれどもただ單にお氣の毒であるということでは済まされないことでありまして、日本の國民の半分を占めておる農民が、これによつて生産意欲を失い、結果においてこの法律案を出したその趣旨と違つた結果になりますと、これはゆゆしき問題であります。
そうしてこれは幾らと皆んなで相談して決める、それで作つた後は自由にさせる、それをこれ以上できないと決めて、そうして食うものはこれこれだ、こういろいろと余計なことを言つて生産意欲がないと言う、だから今度生産意欲は別だ、それから供出意欲とも違うから、だから今供出は惡いというならば感謝意欲でもいいから感謝供出でもいいから、先ずそういうふうに学問的に、そうして大学の人でもサイコロジーの方でも研究して掛からんと
○野上委員 ただいまの超過供出に対する課税について、もう一点お伺いしたいのでありまするが、ただいま現在の段階において詳細な数字的な報告を承ることができないのはきわめて遺憾でありますが、農民のたゆまざる努力によつて、生産意欲の発露に基いてなされたところのそうした所得に対して課税がなされ、しかもそれは総合課税に加えられるのか、その点を承つておきたいのであります。
もう一つの考え方は、現在の世界食糧事情の下における我が國の実情からいたしますれば、食糧の生産及び供出において、これを全く無計画のままにし、不足を生ずれば、その不足分をそのまま行き当りばつたりに輸入懇請をするがごときことは許されぬことであり、又供出の事前割当は農家においても要望しておつたことでもあるから、計画的な生産及び供出の確保は必要であるが、要はその方法如何にあるのであつて、生産意欲を低下せしめず
先ほど同僚の綱島氏から、この法律によつて生産意欲が高揚されるかどうか疑わしいということが、いろんな点から見られるという御意見の開陳があつたようでありますが、私も実際の経済問題として、さようなことが十分懸念されると思うのですが、同時に法律的な見地から見ましても、憲法の保障する個人の権利の尊重の建前から見て、民主主義下においてはやはりこの法案は逆行するのではないかということを全体的に感ぜられるのであります
ただこの條文があることによつて生産意欲を非常に阻害し、自主性を抹殺するという点において、この点は削除が必要と私は思います。しかしその後は意見になりますからその問題はこれで打切りたいと思います。 次にこの前本案の提出のときに非常に問題となつて、この法案で改善されていない点は、調整委員会の会長をだれにするかという場合に、市町村長あるいは地方事務所長、あるいは知事になつておる。
そこで商工大臣にお伺いしたいのでありますが、未拂金の正確な数字は、ちようど三月末で精算すればわかる、わかつた額を何らかの形で一日も早く片づけていただかないと、結局締括りがつかないことになつて、生産意欲が経営者の側においても、從業員の側においても落ちて、知らず知らずの間に憂欝な氣分が湛うのじやないか、またこれを督励する側から言つても、督励しにくいという問題がありやしないかと思う。
御承知のように、土地は生産手段でありまして、この点單に耕地が廣いからといつて農業事業税をとられるということになりますと、せつかく食糧増産のために農地の開墾をやつたりすることが意味をなさなくなつて、生産意欲を非常に減退さす結果を來さないとも限らないのであります。
その中特に今申されました労働問題でありまするが、私共の考えは、労働者に眞に働きやすい立場を作つて、生産意欲の高揚を図りたいと思つております。先に労働省を設置いたしたのも、労働者を指導して祖國再建に役立つように、眞に國家産業の発展の責任を分担させなければならない。こういうような意味で、健全なる労働運動の発展を心から希つておる次第であります。
かように考えまする時に、賃金問題に関しましては一律主義より民間経営のうま味のあるところの企業によつて生産意欲を昂揚して行く。その点に優位なところがあると思うのであります。 次に雇傭関係について檢討して見たいと思います。雇傭関係について、役所においてはどうしても、官営になると、今の逓信、專賣、こういう事業を見ても命令服從であります。
こういう積りで我々はあくまで農民本位の考え方に立つて事前にこういうことをやることが、供出数量の責任制を採ることによつて生産意欲は高まつて來る。こういう積りで私共は考えておるのであります。 それからその次に、総てこの法律の各條項を見ると、天降り的な、官僚的な決定権が貫いておつて、民主的な方途はとられてない。又特に耕作農民の希望というようなものは全然取上げられないじやないか。
しかし、いかに働けと言いましても、生活の裏づけがなければ、これが達成は至難であるとともに、いかに能率をあげてもあげなくても、その收入が一定であつては、働きたくとも働く氣持になれないのは当然でありまして、働けば働くだけ賃金が上昇することによつて生産意欲が増加し、従つて増産することができるのであります。
それからその金融はもとよりしてやらなければならん、そこまで行つて生産意欲を高めねば、貿易廳の方で、できた品物がいいか惡いか、出ただけのものを見るようでは決していけないということを言うのです。これは人間が子を孕むようなもので、できた子供のことを言うのでなくて、作らせるようにしなければならんということを言うのです。